仏壇は大切です

仏壇は心のよりどころ

私はある時を境に仏壇や仏様の見方が随分変わりました。ある時は二度ありました。

 

 

 

一度は父が亡くなった時です。仏様や位牌、数珠や念仏本そして過去帳などの収まった仏壇の存在は、私を支えてくれる大きな館のように見えました。もしこの仏壇がなかったら、いったい私はどうなるのだろう。心に大きな穴が空いたままでいたに違いありません。ご先祖さんがこの仏壇から私の行動を見守っていると思うと、有り難い畏怖の気持ちが湧いてきました。この仏壇のおかげで、父の法要をすべてぬかりなく行うことが出来ました。 

 

 

 

もう一つは、娘がお寺さんに嫁ぐことで新たな仏壇の見方ができるようになりました。不思議なもので、お寺さんを毛嫌いしていた私でしたが、嫁いだ後は意識することもなく見方が変わってしまいました。人の心と言うのは勝手と言うか、自分中心に回っていることがよくわかりました。本堂に据えられたご本尊。遠い存在でしたが、将来娘が坊守として切り盛りするようになるのだと思うと、心は回り舞台のように変わりました。お寺の庫裏にあるお内仏も立派な仏壇に収められています。背の高い立派な仏様が治まっています。  

 

 

 

父の死、娘の結婚という大事を通じて仏壇・仏様などの有り難さを身に染みて知り、更に身近にさえ感じるようになりました。世の中は、不思議なことが一杯詰まっているように思います。